桜が咲きそうなくらい温かい日があったっと思ったら、
やっぱりまだまだ寒いですね_| ̄|○ガックリ・・
手も唇もカッサカサの、どうもヤマダです。(=゚ω゚)ノ
さて気がつけば暦が変わって、2月に突入です工エエェェo(>ω< o)オショウガツーッ!!
年が明けて、もう1ヵ月がたつんですね~。。。早いなー…(´・ω・`)
1日1日、着実に春に近づいていますが、まだまだ寒い日が続きます。
体調に気をつけて過ごしましょう!!
ところでホームページもリニューアルして1年が経とうとしてます。
思い起こせば、このブログを私個人の内容ではなく、
『ふたば動物病院』のブログとして更新するぞっ!!!Σ(ノ`Д´)ノ
っと意気込んでみたものの、かなりの割合で私用が多くなっていますねε-(;-ω-`A) アララララ… ラァー
今年こそは動物病院らしい内容になるように頑張りたいと思います(^^;)
そこで第一弾は。。。
この季節に多い【膀胱炎・膀胱結石】についてお話したいと思います。
(*手術の写真も出てくるので、苦手な方はこの先はお止めください)
寒くなると、あまり水分を取らなくなります。
そうすると、オシッコが濃くなり、トイレに行く回数も減り、
感染や膀胱結石ができやすくなって、“膀胱炎”を起こしやすい状況になります。
症状は。。。
何回も何回もトイレに行く。(オシッコの回数が増える)
貯まってないのに、排尿ポーズをとる。
オシッコに血が混ざる。
粗相をする。(トイレではないところでオシッコをする)
などなど。。。です。
膀胱炎を起こす原因はいくつかありますが、
今回は膀胱結石についてご紹介します。
症状によって、いくつかの検査を行います。
超音波検査で、膀胱の中に塊が。。。
次にレントゲン撮影をすると。。。
“石”のような固い物は、白く映ります。
この子は
尿検査で“ストラバイト結石”と判明しましたが、
結石が大きかったのと、症状が強かったので飼主様と話し合った結果、手術で取り除くことにしました。
取り出した“膀胱結石”です↓
この膀胱結石のタイプには大きく分けてストルバイト結石とシュウ酸カルシュウムの2つがあります。
このシュウ酸カルシウムは食事での治療が難しく、やっかいです(><;)
よく、この“石”は外から入ってきたのですか??
排泄後のケアをしなかったからですか??
っと質問を受けますが、この石は食べ物から出来ているんです。
食べて→消化され成分→血液→要らなくなった成分→腎臓→膀胱(尿)
となって、この成分が蓄積蓄積すると、石になりますヽ(ヽ>ω<)イヤァー
兄妹で同じ食生活をしていても、できる子、できない子がいるので、その子の体質も関係しています。
膀胱炎はご経験のある方だと、気持ちがわかると思いますが、
痛みや下腹部の不快感を伴います。
症状に気がつかれたら、早めの対応をしてあげましょう。
また、膀胱結石は再発もしやすく、
その子のその時の状況に応じた食事管理が長期に必要なので、
定期的なチェックや、かかりつけの先生との連携で上手に管理してあげましょう!
最後に。
飼主様にご了解を得て、手術を頑張ったCちゃんをご紹介!
手術後にもかかわらず、この元気さに安心させられました。
入院中のCちゃん。
退院後も、警戒することなく病院に来てくれたCちゃん♪
この笑顔に救われます❤
今は専用食を食べて、石ができないようにケアしているCちゃん。
色々食べたいもの、食べさせたいものはあるけれど。。。
この笑顔のために、ご家族とCちゃんの頑張りは今も続いています!!
頑張れ~(*・∀・)ノ゛